普通、数値と言いますと自然数を想定してコーディングする方が多いかと思います。
ですが、プログラム上で表現できる数値には様々な種類があります。
例
- 符号の有無(+-)
- 基数の違い(2進数、8進数、10進数、16進数)
- int型の範囲(32ビット符号付ですと-2147483648~2147483647)を超える数値
- 浮動小数点
- 指数表現
これらの値について、使用しても良いかどうかを考慮しつつコーディングをしていかなければなりません。
今回は数値の中でも最も頻繁に使われる形式、Integerについて考えていきましょう。
チェックの手順
1. 引数がint型かどうかを調べる
int型ならreturn
2. int型でなければ次の可能性が上げられる
2.1 float型
2.2 string型の数値文字列
2.3 数値とは全く関係のない値
3. int型にキャストする際に注意すべき点
3.1 int型を超えた値でないか
超えていたらNULLを返す
超えていなければint型にキャストした値を返す
4. 数値とは全く関係ない値の場合
NULLを返す
サンプルコード 実行結果
NULL : NULL "" : NULL "a" : NULL 0 : int(0) 1 : int(1) +1 : int(1) -1 : int(-1) 0x0A : int(10) 012 : int(10) 0.1 : int(0) 1e3 : int(1000) 1e-3 : int(0) array("") : NULL array("a") : NULL array(array("a")) : NULL TRUE : NULL FALSE : NULL object : NULL fopen : NULL成功です。以降、数値のチェックをする際はこの関数を使って入力チェックを行っていきます。
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